小説家デビュー
昨夜の事だ。
息子が突然、小説家になろうかと思っていると話してきた。
なんでも、最近ちょっと書いてみたら、「あれ?意外に書けるんじゃないか?」となったらしい。
…わかる、わかるぞ息子よ。私も学生時代は同じ思いを持った事があった。そして、周りの友人も自称小説家やら自称マンガ家が増えた時期があった。
しかし、それは一時的なものであって大半は~などと言っても、つまらないので「おまえなら頑張れば小説家になれるかもな。まずは何か賞にでも応募してみたらどうだ?」と言ってみた。
息子は少し考えてから、「自分で納得できる作品が出来たらかな。」と返事してきた。
…わかる、わかるぞ息子よ。その自分で納得できる作品がいつまでも出来ずに終わる事も。
とりあえず、息子には「頑張りたまえ。」と伝え、もし息子が小説家になったらどうしようと妄想している妻を尻目に食事を続ける事にした。