少年
夢の中で小学5年生の少年に会いました。
何故か見覚えのあるその少年の夢は、早くお爺ちゃんになる事らしいです(普通なら野球選手やサッカー選手、最近なら公務員など職業が夢になるものだと思いますが)。
理由を聞いてみたら、何でも学校で酷いいじめにあっているらしく、家で好きな事をしながら暮らしてるお爺ちゃんが羨ましいからと話してました。
いじめられている事がとてもくやしいのか、泣きながら小さな身体で一生懸命に話す姿は、とても愛おしく感じました。
同情のような、なんとも複雑な感情を抱いたところで目が覚めました。
気づきました。
その少年は、小学5年生の時の私でした。
当時、いじめにあっていた私は早く歳をとりたいと常に思っていました。
忘れていた事でしたが、まさか夢で思いだすとは考えてもみませんでした。
あの頃の私に伝えてあげたい。
確かに今後も君は色々と悩む事になる。でも、愛する家族や友人もでき、それなりに幸せに生きられるよと…。
そして、今いじめられている子供達にも伝えたい。
君は優しい大人になり、きっと幸せな人生を送れるよと…。