mippiro’s blog

人生って、ほどほどが一番良いのかも。おっさんが日々感じた事をダラダラ書いていくブログです。

そこにある風景

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福島県いわき市では、次々と新築物件やマンション、アパートと建築ラッシュだ。
しかし、そこに入れるのは資金に余裕がある方達だけで、大半の地元民は入れない。
特に地元の新婚さんなど若者達は、市内に家を買うのを諦め、市外や県外に行ってしまう方もいる為、事情は複雑だ。
現状をいわき市の市長は、どう考えているのだろうか。避難自治体の町長たちは、賛否両論あるだろうが、自分の町民の生活を守ることに必死になっているのが伝わってくる。
しかし、いわき市の市長はイベントの記念撮影には良く出ているが、市民の生活を守ろうとしているのが、全く伝わってこないし、何の説明もない。
1度くらい、避難自治体の様に市民たちにアンケートを取る事くらい出来ないのだろうか。(アンケート結果を恐がっているのかもしれないが、そこから共存の答えが出るのではないだろうか。何処かの大学教授に聞くより当人たちに聞いた方が間違いないと思う。)
震災後、いわき市の風景や繋がりも大分変わってしまった。そして今後も、どんどん変わっていくだろう。
震災前のあの頃の好きだったいわき市には、もう戻れないと思うと寂しい限りである。後は数年後に避難されてきた方々と「あの頃は、お互い大変だったね~」などと笑いながら話せる未来がくる事を心から願う。